JOKER

こんにちは いつもご訪問ありがとうございます。

 

鴻巣の整体院ささき 院長のささきさとしです。

 

 

先日、久々の映画映画

 

こちらを観てまいりました。

 

 

「JOKER」

 

正直なところ、ブログに書くのを躊躇したほど、心が重くなる作品です。

 

 

 

 

孤独だが、心優しく純粋な男 「アーサー」

 

コメディアンを夢見る彼は、脳に障害を持つ身ですが、母親の介護をしながら、大道芸を生業に生活しています。

 

同じアパートに住むシングルマザー「ソフィー」に密かな想いを寄せ、貧しいながらも日々懸命に生きていました。

 

そんな彼の暮らしを貧困・格差といった、資本主義社会の闇が徐々に蝕み・・・

 

 

 

私は、アーサーに感情移入せずにいられませんでした。

 

しかし、彼の幸福を祈る想いは、むなしく銃声に かき消されます。

 

度重なる不運、格差社会の冷たさ、明らかになる残酷な出自。

 

負の連鎖が、容赦なく彼を追い込みます。

 

 

チャップリンの「モダン・タイムス」がテレビから流れ、彼の精神は静かに解き放たれるのです。

 

「ずっと、僕の人生は‶悲劇〟だと思っていた。

 けど違った、僕の人生は‶喜劇〟だったんだ」

 

すべてのモラルは崩壊し、すべてを‶ジョーク〟と嘲り笑う 狂人「ジョーカー」へと変貌します。

 

 

 

 

この作品の凄さは、視点の転換だと思いました。

 

アーサーの不遇な半生に、犯罪者と化した彼をも許容している自分に慄きます。

 

もはや彼を否定しようとしても、チープな偽善の言葉にしか聞こえないのです。

 

 

そしてアーサー自身も、視点を内から外へと転ずることで、悲劇は喜劇へと転換。

 

「存在していないのと同じ」だった弱者から、「生きている!」と実感する悪人へ。

 

象徴的なのが、冒頭と末尾のカウンセリングのシーン。

 

担当者は、助けを求めていたアーサーには、にべもない態度だったのに、犯罪者ジョーカーには優しく接するのです。

 

「僕が狂っているの? 世の中が狂っているの?」

 

彼の言葉が突き刺さります。

 

 

 

 

間違って欲しくないのは、この作品が不幸から生まれた悪人や、不平のストレスを暴力で発散する者への‶賛美〟では、決して無いということです。

 

手を差し伸べるべきは誰なのか?

 

弱者切り捨てがすすむ この世界に向けた、強烈な「毒」を込めたメッセージのように思いました。

 

 

 

 

 

 

 

【肩こり・腰痛・骨盤矯正】自律神経に働きかける無痛の整体♪

 

鴻巣の整体院ささき 

 

埼玉県鴻巣市宮前565-11

 

TEL:048-598-3693

 

こちらからも ご予約いただけます友だち追加

 

 

 

 

ペタしてね

Filed under: 未分類 — 10:57 AM

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こんにちは いつもご訪問ありがとうございます。

 

鴻巣の整体院ささき 院長のささきさとしです。

 

 

先日、久々の映画映画

 

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「JOKER」

 

正直なところ、ブログに書くのを躊躇したほど、心が重くなる作品です。

 

 

 

 

孤独だが、心優しく純粋な男 「アーサー」

 

コメディアンを夢見る彼は、脳に障害を持つ身ですが、母親の介護をしながら、大道芸を生業に生活しています。

 

同じアパートに住むシングルマザー「ソフィー」に密かな想いを寄せ、貧しいながらも日々懸命に生きていました。

 

そんな彼の暮らしを貧困・格差といった、資本主義社会の闇が徐々に蝕み・・・

 

 

 

私は、アーサーに感情移入せずにいられませんでした。

 

しかし、彼の幸福を祈る想いは、むなしく銃声に かき消されます。

 

度重なる不運、格差社会の冷たさ、明らかになる残酷な出自。

 

負の連鎖が、容赦なく彼を追い込みます。

 

 

チャップリンの「モダン・タイムス」がテレビから流れ、彼の精神は静かに解き放たれるのです。

 

「ずっと、僕の人生は‶悲劇〟だと思っていた。

 けど違った、僕の人生は‶喜劇〟だったんだ」

 

すべてのモラルは崩壊し、すべてを‶ジョーク〟と嘲り笑う 狂人「ジョーカー」へと変貌します。

 

 

 

 

この作品の凄さは、視点の転換だと思いました。

 

アーサーの不遇な半生に、犯罪者と化した彼をも許容している自分に慄きます。

 

もはや彼を否定しようとしても、チープな偽善の言葉にしか聞こえないのです。

 

 

そしてアーサー自身も、視点を内から外へと転ずることで、悲劇は喜劇へと転換。

 

「存在していないのと同じ」だった弱者から、「生きている!」と実感する悪人へ。

 

象徴的なのが、冒頭と末尾のカウンセリングのシーン。

 

担当者は、助けを求めていたアーサーには、にべもない態度だったのに、犯罪者ジョーカーには優しく問いかけます。

 

「僕が狂っているの? 世の中が狂っているの?」

 

彼の言葉が突き刺さります。

 

 

 

 

間違って欲しくないのは、この作品が不幸から生まれた悪人や、不平のストレスを暴力で発散する者への‶賛美〟では、決して無いということです。

 

手を差し伸べるべきは誰なのか?

 

格差が進むこの世界に向けた、強烈な「毒」を込めたメッセージのように思いました。

 

 

 

 

 

 

 

【肩こり・腰痛・骨盤矯正】自律神経に働きかける無痛の整体♪

 

鴻巣の整体院ささき 

 

埼玉県鴻巣市宮前565-11

 

TEL:048-598-3693

 

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